探 鳥 日
 2012年3月31日(土)
場 所  銚子・波崎
天 候  曇り、強風(南風12m)
主な鳥種 シロカモメ(5)、ワシカモメ(0)、ミツユビカモメ(3)、カモメ(△)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(△)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(3)
ま と め  今日の銚子漁港は前線通過の強風で水揚げはありません。
カモメの数は極端に少なくなっており、ほとんどの成鳥がが移動した様子で、セグロカモメは数えるほどでウミネコの集団も若中心の小さな集まりになっていました。
今年の移動時期は、個体数が少なかったせいか、水揚げが少ないせいか例年より2週間ほど早く移動しているように感じます。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日のミツユビカモメは、ウミネコの集団の中で強風を避けていました。
そろそろ頭部が頭部が白っぽく夏羽に換羽する時期ですがこの個体はまだ喚羽の傾向が見られず老鳥なんだろうか。

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No.120331-7D-03748
ミツユビカモメ 第1回冬羽    今シーズンに良く見かけた個体かと思いましたが、腹部の怪我の形跡が無く別個体でした。
No.120331-7D-03616 拡大 No.120331-7D-03713 拡大
ユリカモメ 成鳥夏羽に移行中

大型カモメがほとんど移動したところでユリカモメが港内で50位の小群がいくつかおり、銚子で移動前の待ち合わせをしているような雰囲気でした。
一部の換羽の早い個体は頭部が黒くなり始めて夏羽の姿に変わりつつあります。

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No.120331-7D-03687
ウミネコ 成鳥?夏羽

この個体、胸が赤色を帯びています。
この時期にホルモンバランスや食べ物の影響で赤味を帯びる事があると聞いた記憶がありますがはっきりした原因はわかりません。
気づいたのはこの個体のみでした。

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No.120331-7D-03678
ウミネコ 第3回夏羽

この時期、第3回の識別は難しく思えますが、この個体は珍しく雨覆にはっきりした褐色味があります。
この時期は初列の先の白斑は磨耗し上の写真のように段々小さく見えなくなってきます。嘴の赤班の大きさや尾羽の黒帯の幅も合わせて判断材料にしています。

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No.120331-7D-03727
ウミネコ 成鳥?夏羽

ほとんどの成鳥が繁殖地に移動した後なんで、完全な成鳥かどうかは疑問が残りますが、かわいらしい求愛行動をしていました。
微笑ましいやら、うらやましいやら。

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No.120331-7D-03730
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS 
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