探 鳥 日
 2012年3月3日
場 所  銚子・波崎
天 候  曇り時々晴れ 強風・波浪
主な鳥種 ハイイロウミツバメ(2)、カナダカモメ(7)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(6)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(20)
ま と め  今日の銚子漁港は強風と時化で水揚げは無く、礁前の堤防は波をかぶってカモメの姿はまばらです。カモメ達は風を避けて漁港周辺の空き地などで風を避けて休んでいました。北風の影響を受けにくい波崎側では波の少ない港内で多くのカナダカモメがもはや普通種のように多く見られました。
沖が荒れると何が出る事がありますが、今日は普段見ることが出来ないハイイロウミツバメ2個体を幸運にも目にすることが出来ました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日のミツユビカモメは、先週の個体をはじめ水たまりで水浴びをする姿(左下)や港内をぷかぷかしてる姿(右下)などいろんな姿が見られましたが、いつもの第1回の姿は見かけませんでした。

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ハイイロウミツバメ    大時化で海が荒れると希に沖の海鳥が港内に入ることがありますが、今日は普段見ることが出来ないハイイイロウミツバメ2個体が大幸運にも港内で見られました。
2個体は怪我をしている様子は無く、大変元気そうに海面を歩くようにひらひら飛ながら海面の食べ物をさがして飛び交っていました。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 A個体   頭部が特に白く、全体的にも白っぽく見えた個体です。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 B個体   茶班が濃く丸い頭で目立った小型の個体です。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 C個体   うっすらした茶班で格好いい個体です。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 D個体   胸に違和感のある茶班なのか油の付着物か?
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カナダカモメ 成鳥冬羽 E個体   大きめの個体で水たまりで水を飲んでいました。
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カナダカモメ 第2回冬羽 F個体

小型でカナダカモメらしいかわいらしい個体です。

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カナダカモメ 第1回冬羽 G個体   嘴がまだほとんどが黒っぽい個体です。
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通称 デカムリン 成鳥冬羽  

風を避けて休んでいましたが、午後には活動的に飛廻っていました。

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ワシカモメ 第4回・第2回冬羽  濃いめの茶班の綺麗な冬羽の個体です。
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シロカモメ系 雑種 第2回・第1回冬羽   最近よく見る第2回と嘴の黒が多く体色全体がやや濃いめの第1回のシロ系雑種です。
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シロカモメ 第1回冬羽  

小型のタイプで、その中でもこの個体の嘴は短く見えました。

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ユリカモメ 第1回冬羽 

今シーズンは第1回の個体が少なく感じます。この個体は雨覆の茶班がやや濃いめで、嘴が赤っぽくなってきています。
ただ暗色型ではなく通常の範疇と思えます。

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オオセグロカモメ 成鳥冬羽  

右足の負傷が痛々しい。
回復して欲しいと願うかぎりです。

今日は他にも油曝個体を数個体確認しました。何か近くで原因があったのかもしれません。

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今日のハイイロウミツバメの観察では銚子でお馴染みの皆さんには情報やお話などお世話になりありがとうございました。
今シーズンも残り少なくなってきましたが今後ともよろしくお願いいたします。
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS、EF 600mm F4L IS 
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