探 鳥 日
 2012年2月25日
場 所  銚子
天 候  雨
主な鳥種 カナダカモメ(6)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(8)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(10+60大型バス2団体)
ま と め  今日の銚子漁港は生憎の雨で車中からの観察となりました。
大型船の水揚げはありませんでしたが、数日前にイワシが揚がっていた効果かカモメの数はやや前回より多くなっており、多くは漁港奥の空き地で風雨を避けて集まっていました。
雨のため堤防の観察はあきらめて干潟を中心に観察しましたが、幸運にもミツユビカモメが近くで見られました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日のミツユビカモメは、座っている個体を撮影中にファインダーにもう1羽が突然飛び込んできました。嬉しいハプニングで、かわいらしい姿を近くでゆっくり観察できました。
天候不順で沖があれると沖の集団が避難してくることが希にありますが今日程度の雨では集団は見られませんでした。

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No.120225-7D-02287
No.120225-7D-02265 拡大 No.120225-7D-02356 拡大
No.120225-7D-02273 拡大 No.120225-7D-02277 拡大 No.120225-7D-02352 拡大
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

この個体は奥の空き地で休んでいました。
胸に怪我をしているように見えます。
銚子漁港に入るミツユビカモメは老鳥や怪我をした個体が多く見られます。

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No.120225-7D-02220
ミツユビカモメ 第1回冬羽   最近よく見かける腹部に怪我をしている第1回で、今日は漁港奥の干潟でウミネコの集団からちょっと離れた場所で羽繕いをしながら休んでいました。
No.120225-7D-01873 拡大 No.120225-7D-01892 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 A個体   小型でカナダカモメらしいかわいらしい個体です。
No.120225-7D-02167 拡大 No.120225-7D-02192 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 B個体

カナダカモメではやや大きめの個体で、胸から頭部にかけての茶班はやや濃いめでした。

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No.120225-7D-02009
No.120225-7D-01983 拡大 No.120225-7D-02004 拡大 No.120225-7D-02001 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 C個体   この個体、初列風切の黒は6枚ですがP5は僅かに点があるのみで黒色部が少なくなっていますが、黒色の濃さは濃くカナダカモメ的です。
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カナダカモメ 第2回冬羽 D個体

小型でかわいらしい姿の個体です。
背と雨覆にグレーが目立ち、初列風切は濃い褐色に見えますが内弁と裏面は白っぽくなっています。

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No.120225-7D-02120
No.120225-7D-02158 拡大 No.120225-7D-02138 拡大 No.120225-7D-02149 拡大
シロカモメ 成鳥冬羽

今シーズンは少ないと感じていたシロの成鳥でしたが、今日は干潟で2個体の成鳥の姿が見られました。

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No.120225-7D-01948
シロセグロ 雑種 第1回冬羽    この個体、普通のシロカモメの第1回と比べ退色がやや濃く、特に初列風切や尾羽が濃くなっています。
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タイミルセグロカモメ 第1回冬羽    この個体は干潟の集団の中で、翼上面が焦げ茶色で濃く目立ちました。
No.120225-7D-02109 拡大 No.120225-7D-02112
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セグロカモメ 第1回冬羽

この個体は嘴の模様が変な感じで目立ちました。普通は嘴の基部がピンク色で先に黒班がありますが、この個体は逆になっています。
希にこのような個体を見かけます。

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No.120225-7D-01922
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95(未使用)
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS、EF 600mm F4L IS 
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