探 鳥 日
 2012年2月11日
場 所  銚子
天 候  晴れ
主な鳥種 カナダカモメ(3)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(4)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(60)
ま と め  今日の銚子漁港は祭日で水揚げが無く港内には釣り人とカモメウオッチャーの姿が目立ちました。
カモメの数は少なく礁前はここのところ集まりが悪く今日も寂しい状態でしたが、奥の干潟が広くなり多くの若逹が集まってきました。
カモメが少ない中で初列の長いカムリアン風のカナダカモメが見られたのが幸運でした。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日のミツユビは奥の水たまりで珍しくウミネコの集団の中で休んでいました。
胸が大きく膨らんでいますので食後の休憩のようです。

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No.120211-7D-01005 拡大 No.120211-7D-00995 拡大
カナダカモメ 第1回冬羽 A個体

長い初列に細めの嘴で小型ですらっとした姿で目立った個体です。
初列の羽縁は下のB個体と比べてやや広めでカムリアン的ですが、初列や尾羽
は濃く見えます。

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No.120211-7D-01334 拡大 No.120211-7D-01307 拡大
カナダカモメ 第1回冬羽 B個体

上のカムリアン風A個体と比べるとちょっと大きく見えますが大きさはカナダカモメでは標準的なサイズですが初列の羽縁はあまり目立ちませんでした。

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No.120211-7D-01106 拡大 No.120211-80HD-S95-13142 拡大
カナダカモメ 第2回冬羽 C個体

目が大きくてかわいらしい個体です。
嘴の黒班が下側のみで上側には黒班が見られません。

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ワシカモメ 成鳥冬羽    最近ワシカモメの姿が目立ちますがシロの成鳥が少なく感じます。この個体の初列は標準的なグレーです。
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ワシカモメ 第4回冬羽    この個体で目立ったのが虹彩の色で、暗色系がほとんどですがこの個体はかなり明色になっています。
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ワシカモメ 第2回冬羽

もやもやの茶班でかわいらしい顔つきですが、やっぱり嘴は大きく立派です。

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シロカモメ雑種? シロセグロ 成鳥冬羽

この個体、気になったのが大きさは大きく、グレーが薄めで初列が黒く、裏側はかなり薄めで通常のシロセグロかと思いましたが、嘴が太く短く違和感を感じました。

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シロカモメ雑種? 第2回冬羽

1/7の異様に体色の濃い個体が見られましたが、この個体が同じ個体がなのか疑問がありますが、頭部から胸にかけて体色が濃くなっていますが、同一個体だとすれば体色は全体的なイメージは1ヶ月程でかなり薄くなってきた感じです。
12.01.08の個体

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モンゴルセグロカモメ風? 第1回冬羽   体色が白っぽく目立ちましたがテールバンドはやや狭めな程度で、体色がこれからもう少し白くなってくるのは想像できますが、モンゴルと判断するには不十分な感じに思えました。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95
デジ眼 : Canon EOS-7D 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM、EF 600mm F4L IS 
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