探 鳥 日
 2011年12月23〜24日
場 所  銚子
天 候  晴れ・曇り
主な鳥種 カナダカモメ(4)、シロカモメ(0)、ワシカモメ(3)、ミツユビカモメ(4)、カモメ(△)、ユリカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、バードウオチャー(20+10)
ま と め  今回の銚子は、2日間で23日は午後からでしたが久しぶりに礁前に多くのカモメが並んでカナダカモメも複数見られました。
24日は午前中のみで先週と同じく昨日の状態と一変して礁前は空っぽでちょっと残念でしたが、冬羽のワシの成鳥も見られたし満足な2日間でした。
今回から車を使用しましたので波崎側にも行ってみましたが茨城県での水揚げは風評被害から行っていないようで、今シーズンの期待は難しそうでした。
ワシカモメ 成鳥冬羽   今シーズン初めてのワシカモメ成鳥です。もやもやした特徴的な茶班の現れている冬羽の代表的な個体がなかなか観察できませんが、今日は冬羽の綺麗な個体です。下段の個体は茶班がかなり濃いめで嘴の黒班が上の個体より目立ちますので4回かもしれません。また、どちらの個体も初列風切のグレーがやや濃く黒っぽく見える場合がありました。
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カナダカモメ 第1回冬羽 A個体

カナダカモメの第1回の個体は今日が初めてとなりました。
見つけた時に小さくてかわいらしいく、仕草もあどけない若い個体特有の遊びのような行動をしていました。
今シーズンまた会いたい個体です。

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カナダカモメ 第4回冬羽 B個体  小型でカナダカモメらしい体型ですが、茶班が濃いのが目立ちます。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 C個体  小型でカナダカモメらしい体型で、この個体は茶班が薄めで頭部は白っぽく見えます。
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カナダカモメ 第4回冬羽 D個体

24日に観察した嘴に黒班のある第4回で、小型でカナダカモメらしいもやもやした茶班でかわいらしい顔つきの個体です。

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シロセグロ 雑種 成鳥冬羽   虹彩は黄色く、背のグレーは薄くシロカモメのようですが初列風切は黒く裏面は白くなっています。
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セグロカモメ?? 第1回冬羽

他のセグロカモメに比べて体色が白っぽくコントラストは高く見え、尾羽は黒く黒帯は幾分狭くも見えモンゴル的ですが、嘴は境目がはっきりしてシロセグロ的です。

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タイミルセグロカモメ  成鳥冬羽   背のグレーがやや濃い程度で、黄色い足が目立った個体です。換羽が遅くまだP10が旧羽の個体も見られます。右の個体は左右の足の色が異なって見えます。
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タイミルセグロカモメ? 第2回冬羽

一般的なセグロカモメに比べ、雨覆に褐色味があり、この個体の大雨覆は焦げ茶色のように見えます。

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セグロカモメ  成鳥冬羽   一般的なセグロカモメですが、初列の裏側P10は薄めの黒、表側は黒6枚、たまには基本の再確認です。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95
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