今年も例年通りやって来ました。
ミツユビカモメの銚子漁港での初認日は
04年：11月３日
05年：11月３日
06年：12月（多分早く来てたと思います）
07年：11月３日
08年：11月１日
となっています。

前回の個体と今日は新たに１個体の２個体が確認出来ました。

今シーズン初めて近くで見る事ができました。
この時期の第１回は嘴が黒く、特徴の黒いＭ字斑もはっきり現れています。

今日のミツユビカモメはいつもの休憩場所から港内に分散して見られました。
この個体は久しぶりに千人塚前で間近で見られましたが右足が負傷していました。

今日は定位置の観察が出来ませんでしたが３個体見られました。

強風でも元気なのがミツユビカモメで、外洋で飛び交う姿を想像出来ます。
この個体胸に怪我をしている様で前に見た記憶もあるような。
横の写真は不思議に水中を飛んでいる様に見えます。

この個体、驚く事に車止めの内側で座り込んで休んでいました。
警戒心の少ない個体とたまに出会いますが、この個体は特に警戒心がなく、かわいらしい姿ですが、かえってこちらが気をつかってしまいました。

この個体、第１回の特徴のＭ字斑の痕跡が残っており、遠目には成鳥に見えますが若い個体で、初列風切りＰ10・Ｐ9は成鳥では旧羽の個体が多い中、この個体は新羽になっています。

はっきりした夏羽の個体が見られる中で、まだ冬場の姿の個体が多く見られますが、若鳥の場合、頭部が成鳥のように白くならない傾向があり、第２回の個体か若い成鳥かは判断は悩ましいところです。