ホイグリンカモメ Heuglin's Gull は、大型カモメの中でも珍しくカモメやウミネコのように3〜4年で成鳥になるタイプで、冬鳥として極少数が銚子港にも飛来します。
セグロカモメに比べ大きさが小型で、背のグレーがオオセグロカモメやウミネコのように濃く、足は黄味を帯びています。
足の黄色い小さなオオセグロカモメと言った感じです。
ホイグリンカモメ 成鳥冬羽(第4回)

背のグレーがウミネコのように濃く、小型で初列も長めで目にとまりました。
P10のミラーも小さくP9の白斑は先端のみで、タイミルセグロカモメ taimyrensis ではなくホイグリンカモメ heuglini の特徴が見られ、更に震災の年に話題になった下に掲載している1Wと同一個体。

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No.140222-7D-18791
No.140222-7D-18788 拡大 特大 No.140222-7D-18751 拡大 特大
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ホイグリンカモメ 成鳥冬羽 

この個体、背のグレーがウミネコ程度濃く、後頸に細かい班があり、足は肉色で、初列パターンはP10に小さなミラーがあり、P9の白斑は先端のみ。
飛翔写真は堤防の写真と同一個体か不明です。

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No.140308-S120-31570 拡大 No.140311-7D-21851 拡大 No.140311-7D-21858 拡大
成鳥冬羽   この個体は、セグロカモメと比べて大きさが明らかに小さく、足が黄色で、虹彩は黄色、背のグレーがウミネコのように濃いのが目立ちました。
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第1回冬羽  この個体は、小型でスリムな体型で足が長く見え、三列、雨覆が焦げ茶色で濃い体色で集団の中でもかなり目立ちました。
最初の印象は、焦げ茶色の体色からホイ系のように感じましたが、ベテランの方から翼下面が白い部分が多く、カザフセグロカモメの可能性が有るとの指摘が有りさらに疑問が深まりましたが、第2回になった姿を観察されホイグリンカモメと特定されました。
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第1回冬羽
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前回の観察から前回よりいっそう肩羽のグレーがやや増し、焦げ茶色の体色が退色しやや薄くなってきたたように見えます
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ホイグリンカモメまたはタイミルセグロカモメ 第1回冬羽 

この個体、体色が白っぽく雨覆が暗褐色で目立ちました。
スラットした体型ですが大きさがセグロほどありホイグリンの雄個体かタイミルか悩ましい感じです。

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ホイグリンカモメの識別分類について

ホイ系カモメ@Aの分類についてはいろんな説があり

@ホイグリンカモメ 亜種 heuglini
Aタイミルセグロカモメ ホイグリンカモメ 亜種 taimyrensis
Bセグロカモメ Vega

ホイ系はセグロカモメに近いものから様々で、足の黄色いセグロカモメはいないとの事から足に黄味があり背のグレーが濃く、換羽時期が遅い特徴があればホイ系としていました。
しかし@ホイグリンカモメとAタイミレンシスとの分類はグレーの濃さの違いなどで曖昧な感じでした。
私感で
すが、ホイ系の中で明らかにグレーが濃く、さらに小型の個体を@ホイグリンカモメとしたいと考えます。
初列パターンでは@ホイグリンカモメはP10のミラーが小さく、P9の白斑は先端のみで、AタイミルセグロカモメはP9の白斑が先端と小さな白斑が有る場合が多い事も判断材料になると思います。
しかし明らかにグレーが濃く、大きさがセグロカモメ程度の個体を@Aのどちらに分類するかは悩ましい存在です。

背のグレーがかなり濃く、大きさがセグロカモメと同等のタイプ
ホイグリンカモメまたはタイミルセグロカモメ 成鳥夏羽    この個体足が黄色く、セグロカモメにしてはグレーが濃いめで嘴の赤班は大きく目立ち、初列の先の白斑は小さく、換羽状態は一般的なセグロカモメより遅いはずですが、既に頭部は白くなっています。
ホイグリンカモメで疑問を感じるのはホイグリンにしてはグレーがやや薄いような気もするし、ミラーがあまり小さくない気もしますが、一般的なタイミルセグロにしては換羽が早すぎるように思えます。
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No.120406-80HD-S95-14075 拡大 No.120406-80HD-S95-14070
ホイグリンカモメまたはタイミルセグロカモメ 成鳥夏羽

下の写真の右側の個体は、周りのセグロカモメと比べても背のグレーがかなり濃く見えます。

04.10.17 波崎港 No.1D-2065
04.10.17 波崎港 No.A95-0545
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