探 鳥 日
 2011年1月22日(土曜)
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ
主な鳥種 ミツユビカモメ(2)、カナダカモメ(1)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、ワシカモメ(△)、ユリカモメ(○)、カモメ(△)、シロカモメ(5)、バードウオチャー(15)
ま と め  今日の銚子は、大型船のサバと小型船のセグロイワシの水揚げで一日中港内は賑わっていました。
カモメ達も前回の正月明けの少ない状態から一変して多くのカモメが漁船について入ってきていました。
気になるのが前回も少数が見られた油曝個体が、今回はちょこちょこ見られ、どこかでの油汚染の拡大が心配されます。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

12月に続き個体数が少ない状態が続いています。
今回はカモメの数が増えてきているのに2個体と少ない状態でした。

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ワシカモメ 成鳥冬羽

久々にソフトな茶斑が特徴的なワシカモメ成鳥冬羽の個体が見られました。
左の個体はグレーの初列風切が黒くなっており、ワシ+オオセグロ?の雑種と思えます。

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カナダカモメ  成鳥冬羽   
小型でかわいらしい個体で、振り向いた顔は特にかわいらしかったです。
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タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽

今日はホイ系がよく目に付きました。
この個体は背のグレーはやや濃い程度でしたが、嘴と足の黄色が冴えているのが目立ちました。
偶然に波飛沫が虹色に輝いて、アート的な写真になりました。

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セグロカモメ 成鳥冬羽  正月休みで見かけなかったカオカケがまた戻ってきました。銚子漁港で越冬する個体は正月休みは別の場所で過ごし、水揚げと共に戻ってくることがわかります。
また右は大きなサバを飲み込んで、サバの尾が嘴から出ていています。消化するまでこのままなのでしょうか、凄い食欲です。
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オオセグロカモメ 第1回冬羽  今日は珍しくポカポカ陽気で座り込んで気持ちよさそうに日向ぼっこをしています。氷の山から好物の小さなイカをゲットしました。
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セグロカモメ?   この個体、カナダにしてはちょっと大きめで、やや目も小さく見えます。背のグレーはやや青味があり、初列の裏面はやや薄めですが、またしても悩ましい。
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ユリカモメ 成鳥冬羽 油曝個体

左は嘴と足の色がオレンジ色の第2回または若い成鳥ですが、右の個体は成鳥ですが油汚染が見られます。

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油曝個体 ウミネコ オオセグロカモメ   前回少数の油曝個体が見られましたが、今回はちょこちょこと油に汚染された個体が目立ってきています。銚子の近くでの油流失の情報がありません。北海道でも多くの汚染の報告が多くありますので、極東で汚染された個体が南下してきたとも想像出来、ちょっと心配な状況です
知床・油汚染海鳥漂着問題
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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : Canon EOS-5D EF100-400 F4-5.6L、、EF500mm F4.5L(未使用)
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S95
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