探 鳥 日
 2010年2月13日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3・2漁港)
天 候  小雨
主な鳥種  ミツユビカモメ(40)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ウミネコ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、バードウオチャー(1)
ま と め  今日はすぐに雨が止むだろうと思って出かけてみましたが、生憎の小雨模様で、傘は必要ない程度でしたが先週の強風に続き短い時間で厳しい鳥見となりました。
水揚げは少なかったけれどセグロイワシが揚がりだし、これからカモメが多く集まってくるのが期待出来ます。ミツユビカモメの数が急に増え港内のあちこちで見られるようになってきました。
ワシカモメ 成鳥冬羽から夏羽  
今シーズン初めてワシカモメの成鳥を近くでゆっくりと見る事が出来ました。
この個体は、嘴に黒斑がありますが成鳥と思えます。頭部はかなり白くなり早くも夏羽への移行が進んでいます。全て同一個体ですが最近ワシカモメの成鳥をゆっくり見られる機会が少ないのでいろんな角度から撮影してみました。
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No.100213-05896 拡大 No.100213-05911 拡大 No.100213-05913 拡大
No.100213-05637 拡大 No.100213-05922 拡大 No.100213-05870 拡大
No.100213-05839 拡大 No.100213-05698 拡大 No.100213-05764 拡大
No.100213-05816 拡大 No.100213-05819 拡大
ワシカモメ 第4回冬羽

この個体の嘴の黒斑は上の成鳥と比べると黒色部が多く第4回と判断出来ます。
また、若鳥は頭部の茶斑が濃く出る傾向がありワシカモメの特徴的なモヤモヤした茶斑が頭部にまだ多く残っています。

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No.100213-774-S90-05604
ワシカモメ 第1回冬羽

ワシカモメの第1回の個体は多く見られ、あちこちで見る事が出来ます。

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No.100213-774-S90-05565
シロカモメ 成鳥冬羽:左  第1回冬羽:右  
シロカモメも多く見られるようになってきましたが、ほとんどが第1回の個体で成鳥の姿はあまり見られません。
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オオセグロカモメ 成鳥冬羽

時々オオセグロカモメの背の薄い個体が見られ、あれと思う時があります。
この背が薄いですが顔つきと眼瞼の色がピンク色なのでオオセグロカモメと判断出来ます。
写真にすると見た目より濃く見えます。

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No.100213-774-S90-05571
ミツユビカモメ 第1回冬羽  今日はミツユビカモメが多く入り港内のあちこちで飛びまわる姿が見られました。数が一気に増えてこれから近くで見られる機会が楽しみです。
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油汚染カモメ ミツユビカモメ:左  ウミネコ:右
最近はあまり気にしていませんでしたが、今日は短時間で2個体の汚染個体が見られました。ミツユビカモメは汚染がひどく心配になります。しばらく注意が必要でしょう。
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礁前の堤防工事

先週あたりから重要観察ポイントの礁前の堤防の改修工事が行われています。
これから1ヶ月が見どころの時期だけに早く工事が終わってくれる事を期待します。

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No.100213-S90-05933
今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF 70-300 F4-5.6 DO IS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル
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