探 鳥 日
 2009年9月21〜22日 シルバーウイーク
場 所  三番瀬、相模原、愛川町
天 候  曇り、時々晴れ間
主な鳥種  ヒメハマシギ、ウニネコ、ノビタキ、モズ
ま と め  秋の連休は北海道にカモメを見に行きたいところですが、今年は銚子、三番瀬、そして相模原・愛川町と近くに出かけてみました。
三番瀬では話題のヒメハマシギ、愛川町では渡り途中のノビタキ、相模川沿いの田んぼではモズが多く見られました。
少しですが印象に残った個体を紹介します。
ヒメハマシギ  三番瀬

図鑑で予習をして出かけましたが、動きまわると周りのトウネンの中で姿を見失ったりとフィールド経験の少なさを実感しましたが、ちょっと嘴の長いヒメハマにトウネンとの違いに徐々に慣れてきました。
間近で羽繕いする姿はトウネン同様にかわいらしい姿でした。

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ヒメハマシギには図鑑によると趾に小さな蹼(ミズカキ)があると書かれていますが、ヒレアシシギの様にすぐわかるものではなく、なんとなく有る様にも見えるが、なかなか動いている時の観察は難しく、この写真から残念ながらもハッキリとは判断出来なかった。
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ウミネコ 成鳥冬羽に移行中 三番瀬

ウミネコの小群が羽を休めていました。まだ繁殖地から成鳥の南下には早い時期なので、中央の個体も第3回から成鳥に移行中と思えます。
小群の中には幼鳥は見られず、第3回に移行中の個体が多く、続いて成鳥に移行中、第2回冬羽の順でした。
ここでは第2回冬羽の姿が想像より少なかった。

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ノビタキ  愛川町(神奈川県)
稲穂が垂れてもうすぐ刈り取り時期の田んぼに渡り途中のノビタキが今年もやって来ていました。
見られたのはまだ時期が早く、この個体のみでしたが、ちょっとの間かわいらしい姿が見られます。
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モズ 雄  相模原市
この時期には、オスもメスもテリトリーをつくり、高鳴きでなわばりを誇示することが知られていますが、今日の田んぼでは複数の雌雄の個体が次々に現れ低い杭でよく鳴いており、時々追っかけの行動を行っていました。
個体は喚羽が終了し、初列基部の白斑もハッキリしていて大変綺麗な個体でした。
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モズ 雌  相模原市
雌個体は雄に比べ地味な姿をしていますが、赤茶色の体色に腹部の細かい波状斑がかわいらしい姿です。
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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : 無し
デジスコ: TSN-774 +TE14WD(30X) + W300 雲台:小型KDSジンバル
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