探 鳥 日
 2009年1月2日(金曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第2漁港)
天 候  晴れ、西風が強い
主な鳥種  ミツユビカモメ(12)、ワシカモメ(4)、シロカモメ(1)、カモメ(5)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、ユリカモメ(○)、カモメウオッチャー(5)
ま と め  今日は正月休みで水揚げは無く、港内は釣り人のみで静かな新年です。毎年この時期はおこばれに預かれずカモメの数が極端に減少していましたが、今年は港内の近くにはうろうろしてませんが、遠くの堤防に想像以上に休んでいる姿があり、特にミツユビカモメが12個体も入っていました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日はこの個体が比較的近くで、羽繕いをしてかわいらしいパフォーマンスを新年からゆっくり見せてくれました。
またこの個体は雨覆がかなり摩耗してるのが目立ち、初列風切も外側4枚は旧羽で喚羽の遅さを感じます。

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セグロカモメ 成鳥冬羽

この個体、頭の形や目尻のシワから最近では見られなくなったカナダカモメ87Bを思い出させてくれます。頭部の形や胸のもやもや斑はカナダのようですが、初列が濃く、やや足も長目なのでセグロカモメとしてみました。

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カモメ(タダカモメ) 成鳥冬羽

タダカモメは今日は少なくなっていました。目立ったのがこの個体で、喚羽がやや早めなのか頭部の茶斑が薄くなっています。

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オオセグロカモメ 成鳥冬羽  何年前からだろうか?ここがかなりお気に入りのようで、毎年堤防の角で座っています。毎年銚子に来る個体なので自分の場所にしているようです。
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オオセグロカモメ 第1回冬羽

そろそろオオセグロカモメの第1回冬羽の個体は体色に退色や摩耗の進行バラツキが目立ち始めました。

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ワシカモメ 第1回冬羽

翼下面を見せてくれました。風切は薄い褐色味のグレーでコントラストはあまりありません。

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ワシカモメとオオセグロカモメ 第1回冬羽 左:わかりやすい個体 中:顔だけだと判断しにくいタイプのオオセグロカモメです。右:初列風切りが濃く、雨覆のコントラストがあり、足の色も異なりオオセグロカモメと判断出来ます。(中と右は同一個体です)
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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF70-300 4.5-5.6DO IS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + P6000 雲台:改造KDSジンバル
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