探 鳥 日
 2008年9月21日(日曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第1漁港)
天 候  曇り時々晴れ、帰り道に大雨
主な鳥種  ウミネコ(幼・若)、オオセグロカモメ(幼・若)、アカエリヒレアシシギ
ま と め  今回は8月のウミネコ幼鳥到着から遅れる事約1ヶ月半ほどでオオセグロカモメの幼鳥がやって来る時期なので出かけてみました。まだ成鳥の移動個体は見られず、数少ないカモメの中に例年通りオオセグロカモメの幼鳥が少数混じっていました。
北海道ではセグロカモメが入ってきてる時期なので、あと一ヶ月もすれば成鳥の移動個体が入って来て段々と賑やかになってきます。
今日の主役たち

今日の主役が列んでいます。手前から
喚羽中のウミネコ第3回冬羽、
ウミネコ 幼羽、
オオセグロカモメ 幼羽

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オオセグロカモメ 幼羽

毎年9月20日頃にウミネコに続いてオオセグロカモメの幼鳥がやって来ます。
今年も例年通りにやって来ています。
到着したばかりの個体は全体にコントラストの少ない濃い茶色で、次第に首まわりが薄くなり模様も目立つようになってきます。悪人顔のオオセグロカモメですが、この時期はかわいらしい顔をしています。

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オオセグロカモメ 第4回冬羽に移行中

この個体は、初列風切の外側は旧羽ですが、新しい白斑のある黒い新羽が目立っています。
また、この個体、足環を付けており42083まで読む事が出来ましたが、全て確認出来ませんでした。繁殖地が解ったかも知れないんで残念!

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ウミネコ 幼羽

体色が全体的に濃い茶色から嘴の基部や胸が薄くなり、特徴的な鱗模様もぼやけて、第1回冬羽へと変化が始まり出しました。
典型的な幼羽の姿を見られるのもあと少しです。

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ウミネコ 第2回冬羽

この時期の第2回の個体は、頭部の茶斑が濃く、黒い無斑の初列で旧羽は見られない、ピンク色味の残る嘴、背のグレーに褐色味が混じるなどの特徴が感じられます。

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ウミネコ 第3回冬羽に移行中

この時期の第3回の個体は、初列風切は旧羽と白斑のある黒い新羽、青味のある嘴、ほとんど脱落した尾羽などの特徴が感じられます。
尾羽の喚羽は中央部から脱落し外側が後から抜け落ちますが、この個体はほとんど抜け落ちています。

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アカエリヒレアシシギ 幼羽から第1回冬羽に移行中?
珍しくアカエリヒレアシシギが見られたと思ったが、この個体、足に怪我をしており上手く立ち上がれませんでした。ここで怪我を治して無事に越冬地に移動出来ると良いんですが心配です。かわいらしい顔つきをしていました。
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カワウ

ウミウの集団が到着する前の今の時期は堤防でカワウが羽を乾かす姿が目立ちます。
今のうちに撮影しておきました。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE17W + DSC-W300 雲台:改造KDSジンバル
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