探 鳥 日
 2008年8月2日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3)
天 候  晴れ
主な鳥種  ウミネコ(若)、オオセグロカモメ(若)、コアジサシ(△)
ま と め  今年も銚子漁港一番乗りはウミネコの幼鳥です。例年通り7月末に繁殖地から決まってやって来ます。
銚子漁港に残っていた若鳥は年齢の若い個体を中心に冬羽への喚羽が進行しています。
営巣していたコアジサシは数が減り、移動中のシギチが見られる季節になってきました。
ウミネコ 幼羽

今年も生まれてもまない60日齢ほどの茶色い鱗模様の幼鳥が繁殖地から親離れをしてやって来ました。
まだ着いたばかりで親と勘違いしてるのか先輩達にちょっかいをしては突かれている様子が見られ、繁殖地での縄張り争いで付いた顔の傷の残る個体も見られます。

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ウミネコ 第2回冬羽へ移行中
第1回夏羽の個体も第2回冬羽への喚羽が進んでいます。背や肩羽のグレーはこれからですが、退色摩耗した初列の旧羽は抜け落ち新しい黒い新羽に変わっています。
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ウミネコ 第2回冬羽?

この個体はちょっと喚羽の状態が変わっていました。初列は白斑のない新羽、嘴はピンク色味が残り第2回の雰囲気がありますが、腹部がこの時期にしては白く、背や三列までグレー味があるのは第3回のようにも見える疑問の残る個体です。

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ウミネコ 第3回冬羽へ移行中
第2回夏羽から第3回冬羽への移行中の個体は、初列に退色摩耗した旧羽と白斑のある新羽が目立ちます。
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ウミネコ 第3回夏羽から成長冬羽へ移行中
第3回の個体は第1・2回と比べ喚羽の進行は遅く、まだ頭部は白いままですが、初列には旧羽の中から新羽も見え始めてきています。
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チュウシャクシギ

そろそろシギチも戻り始める季節ですが、この個体前回と同じ個体なのか今回も見られました。ここで過ごしていたのか疑問です。

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ムナグロ 夏羽から冬羽

帰り途中、喚羽中のムナグロも立ち寄っています。
少数ですがシギチの通過個体が見られます。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: ED-3 +24,40DS+ DSC-W300 雲台:改造KDSジンバル
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