少数の集団の中で、なかなか典型的な雄の成鳥が見られない場合が多いのですが、今年は特徴的なガングロの黒が多く目立つ雄成鳥の姿が見られました。

この個体は上の個体よりやや顔の黒はやや少なく見えます。
アオムシを捕まえたり、トンボを捕らえる姿を見せてくれました。

雄個体に比べ、顔の黒色部は少なく、喉は白っぽく、体色全体のコントラストは少なくなっています。
喉を見ると白っぽく雌個体だと識別出来ますが、成鳥と第１回の識別は難しく感じます。

背が黒っぽく、初列雨覆に白い部分があるのが第１回とされていますが、白の大きさには個体差が大きく、場合によっては見えない場合もあり識別は難しく思えます。
雌雄は喉に黒色部があれば雄個体と識別できます。

喉が白いので雌個体と解りますが、第１回か成鳥かは判断が悩ましい。
この個体左足を負傷していました。

さすが小さな猛禽です、バッタを捕らえて満足そうな表情がとってもかわいらしい姿です。

ここは僕の縄張りだと、縄張り宣言で翼をふるわせてかわいらしい姿でよく鳴いていました。