夕方ぽつんと車止めで休んでいました。
この個体、一般的なミツユビカモメの中でも嘴が短く特徴的な雌個体と思えますが、短めの嘴で特にかわいらしく見えます。

奥の方に隠れていて初列が観察できませんでした。体型や薄目のグレーからカナダカモメでいいと思います。

大きさや体型からカナダカモメと思って観察していましたが、初列の裏面がちょっと濃いめで胸のもやもや班をよく見ると微妙にセグロ的でなんとも微妙な個体です。

とにかく体色が凄く濃くて目立ちました。
10年にチョコレートの愛称の体色の濃い第１回を観察していましたが、同じ個体ではないにしても、ここまで濃い体色に驚かされました。

シロカモメ成鳥はまだ少なく、第１回はたまに見かけるようになりましたが、銚子ではいつのまにかカナダカモメより貴重になったのかもしれません。

ワシカモメの成鳥は今シーズン初めてです。
第１回は、ちょこちょこ見られるようになっていますが、成鳥はシロ成鳥と同様に貴重な存在になってきています。

この個体一見、小型で薄い初列でカムリかとも感じましたが、顔を見るとワシ顔だし、初列は短く、よく悩まされる小ワシかと思いましたが、まだ違和感があり、嘴がワシのように大きくなく、シロカモメのようにピンクと黒の境目がはっきりしています。
ワシロかなと、なんとも悩ましい個体です。

最近は、港内のあちこちでよく見かけるようになった第１回です。

足が黄色味で、頭部が白っぽく目立ちました。背の濃さはセグロと同等ですが、タイミルセグロカモメなら換羽が遅く、この時期まだP10は旧羽が残っている個体が多いのですが、この個体は既に新羽が伸びていて、換羽はセグロカモメの中でも早いくらいです。
大変疑問の残る個体です。

セグロカモメでも頭部の白っぽい個体が、数は少ないですが、たまにに見られます。

セグロカモメも幼羽の姿から、嘴のピンク色も多くなり第１回の姿に変わってきています。

頭部や体色が白っぽく、顔は額が低めで、嘴が大きく見えますが、モンゴルにしてはまだ雨覆の白さが少し足りないかとも思いましたが、テールバンドは巾が狭くモンゴル的です。

この個体、オオセグロカモメにしてはいくつか違和感を感じます。
嘴が変に長く見え、下嘴の先が黄色くなっています。目の周辺の班が濃くなっていない。
不思議な個体です。

串が刺さって痛々しい姿です。
それだけかと思ったら右足には釣り糸が絡んでいます。

タダカモメの成鳥は、かなり数が増えて、港内のあちこちで見られるようになってきました。

ユリカモメはあちこちで見られます。
目の前のかわいらしい姿で思わずパチリ。