探 鳥 日
 2012年10月6日
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ
主な鳥種  ユリカモメ(3)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、バードウオチャー(0)
ま と め  今回の銚子は市場が休みで水揚げは無く、港内は釣人と港に貯まった堆積物を取り除く工事が行われていました。
早いセグロカモメの移動個体を楽しみにしていましたが、カモメの数は少なく、セグロカモメの姿はありませんでした。
カモメの少ない中で9月中旬頃に入り始めるオオセグロカモメの幼鳥やユリカモメが今シーズン初めて見られました。
ユリカモメ 成長冬羽

今シーズン初めてのユリカモメが3個体見られました。
しばらく見てないと新鮮な感じがして、とってもかわいらしく見えます。

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私の見ている銚子漁港でのユリカモメの初認時期はバラツキが大きく感じます。
今シーズンはやや早めですが、近くの霞ヶ浦などではかなり早いまだ夏羽の姿が見られるようです。
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オオセグロカモメ 幼羽

例年9月中旬頃にやって来るオオセグロカモメの幼鳥ですが、9月に訪問してなかったので今回が初認となりました。
例年10月になればそこそこの数が見られますが今回は幼鳥はこの個体のみでした。

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ウミネコ 第1回冬羽に移行中

8月には濃い茶色で鱗模様もはっきりしていましたが、体色も薄くなってきて鱗模様もぼやけてきました。

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ウミネコ 第3回冬羽

ウミネコの換羽時期は早く、ほとんどが冬羽の姿に変わってきています。
この個体は頭部の茶班が濃く、嘴は青味があり、初列の白斑が小さく、わかりやすい第3回です。

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ウミネコ 第3回または成長冬羽

上のわかりやすい第3回と比べると成長の様にも感じますが、嘴の赤班はまだやや小さく、初列の白斑も典型的な成長と比べると小さく感じます。

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礁前の堤防工事

昨シーズンから続いている礁前の堤防の補修工事はまだ続いています。
昨シーズンは礁前の観察しやすい場所でカモメの集まりが悪かったのですが、今シーズンもあまり期待できなそうです。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + J1+11-27.5mm
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