探 鳥 日
 2012年1月28日
場 所  銚子
天 候  晴れ
主な鳥種 カナダカモメ(2)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(4)、カモメ(△)、ユリカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(20)
ま と め  今日の銚子漁港は大型船の水揚げが無く静かで、カモメの数は驚くほど少ない状態でした。先週から天候が悪く、いわしやサバの水揚げがほとんど無かっただけだと良いのですが心配になります。
礁前では少数が集まっている程度で、更にハヤブサの出現もあり落ち着かない様子でした。カモメの少ない中で目立ったのがシロやワシの割合が増えてきて、嬉しいことに久々に
ミツユビカモメの第1回の姿が見られました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽(老鳥)

この個体は、雨覆の磨耗や初列は旧羽もあり老鳥と思えます。

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ミツユビカモメ 成鳥冬羽

この個体は、胸が変に盛り上がっています。
大きな魚を飲み込んだ後に胸が盛り上がることはありますが、ちょっと違うような感じで、港に入るミツユビカモメは何らかの問題で沖の仲間と別行動をしているのかもしれません。

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ミツユビカモメ 第1回冬羽

久々に第1回の姿が見られました。この個体の腹部には怪我をしたのだろうか羽の無い部分が目立ちますが、元気に育ってほしいものです。夕方になって近くに止まってくれましたが、近くの子供が鳥捕まえると声を上げて駆け寄ってきたので慌てて数カット撮影しました。子供は結構残酷です。

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カナダカモメ 成鳥冬羽

この個体は、小型ですらっとした体型で嘴には小さな黒班が残っています。

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カナダカモメ 第1回冬羽

小型ですらっとした体型で初列が長いのが目立ちました。
顔を地面にまでくっつけて伸びをする姿は凄くかわいらしかったです。

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シロカモメ系雑種 第1回冬羽

今日は小型のシロ系雑種が目立ちました。
特徴としてどの個体も小型で嘴の黒とピンクの境目がシロのようにはっきりせず黒色部が多く、尾羽がシロのように白っぽく無く褐色味が濃く出ています。

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ワシカモメ 成鳥冬羽   今日はワシカモメが多く見られました。頭部の茶班は段々と薄くなってきています。
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ワシカモメ 第2回冬羽    背のグレーが少し現れてきています。
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ワシカモメ 第1回冬羽    第1回の個体はあちこちで見られるようになりました。体色もワシ的な灰褐色からオオセグロのような褐色味の個体まで様々です。
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オオセグロカモメ 幼羽

この個体は、焦げ茶色の濃い体色で目立ちました。
顔の班が目の周りに集中しているのがオオセグロ的です。

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オオセグロカモメ 第2回冬羽

前回に続きルアーが絡まった個体が見られました。
前回の個体も嘴に絡んでいましたが、魚と間違えて食いつくことは無いと思いますが、若い個体はキラキラしてしているルアーを遊び半分でつついてしまうんでしょうか。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95
デジ眼 : Canon EOS-7D 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM EF70-300DO IS
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