探 鳥 日
 2004年4月30日(金曜)
場 所  利根川河口周辺(茨城県波崎町、千葉県銚子市)
天 候  晴れ、風は西風が強い
主な鳥種  ミツユビカモメ、ハシブトガラス、コアジサシ、他
ま と め  さいたま市から千葉市に引っ越して、銚子港が近くなったのですが、さすがに4月も末ともなると港の様子もガラッと変わっていました。
水揚げでトラックからこぼれた背黒イワシに群がるカモメ達がいなくなりカラスがのんびりと啄んでいました。残っていたカモメは、ウミネコの若鳥が殆どで、成鳥の姿は数える程でした。
ユリカモメの姿もありませんでした。変わってコアジサシの姿が目立っていました。
そんな中で驚いたことに、ミツユビカモメはかなりの数が堤防で休んでいました。
ハシブトガラス 波崎新港

こぼれた背黒イワシをくわえては、せっせと漁網の中に隠していました。
器用にくわえて何度も隠す場所を変えながら運んでいました。

ミツユビカモメ 銚子港(第三漁港)

いつものミツユビカモメの休憩場所では、殆どが北に移動せずにまだ残っている様子です。成鳥でも頭の黒斑も残っており、夏羽の移行は遅いようです。
今日は水揚げの漁船で岸壁がいっぱいだったので、近くで見られなかったのが残念ですが、今シーズンは最後と思って出かけましたが、また行くことになりそうです。
いつまで居てくれるのだろうか?

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