探 鳥 日
 2004年3月13日(土曜)
場 所  利根川河口周辺(茨城県波崎町、千葉県銚子市)
天 候  晴れ、風もなく3月にしては非常に暖かい
主な鳥種  クロワカモメ、ワシカモメ、ミツユビカモメ、他
ま と め  波崎港の堤防にいつものクロツラヘラサギ2羽を確認し、銚子港へ行ってみると、ユリカモメの頭がやや夏羽の黒に喚羽が始まってきていました。そろそろ今シーズンも終盤に近づいていると実感しました。また、今日の水揚げは、背黒イワシではなく、サバが大量に揚がっていました。ポートタワー前では、ミツユビカモメが多く飛翔しており、今日は珍しく『キキッ』とよく鳴いていました。帰り際、写真家の真木先生からクロワカモメを教えて頂き、撮影することが出来ました。今日は真木先生と波崎・銚子とでお会いでき、お話も聞くことが出来、有意義な一日でした。
クロワカモメ

成鳥冬羽から夏羽に移行中
銚子港

一見カモメと似たようなスタイルですが、嘴の先が太く、特徴的な黒の斑があり印象的です。

前で寝ているのはウミネコです。

クロワカモメ

成鳥冬羽から夏羽に移行中
銚子港

翼を広げた姿、翼の先の白斑が大きいのと小さいのが揃っているのが特徴的です。

クロツラヘラサギ

いつもの若いクロツラヘラサギですが、今日は2羽揃っていました。兄弟なのか?それともカップルなのでしょうか?

セグロカモメ

成鳥冬羽
銚子港

今日は背黒イワシではなく水揚げのおこぼれのサバをゲットしていました。

飛翔するミツユビカモメ

右:成鳥、左上下:第1回冬羽

今日は珍しく、飛翔中に『キキッ』とよく鳴いていました。

ワシカモメ

成鳥夏羽
波崎新港

ほとんど茶斑が消えて夏羽に喚羽してきている個体。

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