探 鳥 日
 2004年2月21日(土曜)
場 所  利根川河口周辺(茨城県波崎町、千葉県銚子市)
天 候  晴れ、風もなく2月にしては非常に暖かい
主な鳥種  ミツユビカモメ、他
ま と め  今日は探鳥は、ほとんどできませんでした。波崎新港に着いてフィールドスコープを出す前に、港の広場でうずくまっているミツユビカモメを見つけました。ほとんど動けない様子でしたが、意識はハッキリしていましたので、早く助ければ命は助かると思い、近所の動物病院に連れて行きました。
右の翼が折れていて、飛ぶことが出来ないとのことで、港に戻しても助からないとのことでしたので、急遽、野鳥保護センターに連絡したら、受け入れOKとのことで、千葉県市川市にある行徳野鳥観察舎に併設されている野鳥病院に連れて行き、治療を行い、現在保護されています。

追加:残念ながら治療の甲斐無く、翌日他界してしまいました。

ミツユビカモメ

(第1回冬羽の若鳥)

 保護時の様子

波崎新港の広場にて保護(左下)

近くにはウミネコの残骸が・・・(右下)

搬送時の様子

時々立ち上がるが、2時間程の運転中助手席でおとなしくしていてくれました。

搬送先

行徳野鳥観察舎内

野鳥病院

診断結果は、体重270グラム、右翼の骨折及び左目の打撲です。原因は多分港の電線に衝突してケガをしたのではないか?とのことです。

治療後の様子

骨折した翼をガムテープで固定しています。

黒い魚は銚子から持参した背黒イワシ。

1時間ほど体を温めた後背黒イワシを食べてくれました。

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