ズグロカモメ Saunders's Gull は、冬鳥として12月から4月頃に九州地方を中心に西日本で見られます。
関東地方では谷津干潟や三番瀬に局地的にやって来ています。
体型はユリカモメよりやや小さく、スマートな小型カモメで、黒く短い嘴が特徴的で、白いアイリングがアクセントにな
りかわいらしい小型カモメです。
成鳥冬羽  谷津干潟

毎年、三番瀬や谷津干潟に少数がやってきます。
黒く短い嘴に、濃い茶色の足、白黒で白色部の多い初列が特徴的で白いアイリングがかわいらしい小型カモメです。

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成鳥冬羽  谷津干潟

成鳥冬羽ではユリカモメと同じように頭部が白く、頭の上と頬のあたりに黒斑が現れます。
斑の現れ方はユリカモメと同様に個体差があると思えます。

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大好物のカニのようなものを食べています。 干潟の真ん中で遠くなのでかなり拡大しました。
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第1回冬羽 谷津干潟

第1回冬羽の個体は雨覆や三列風切に褐色部が残り、初列風切の白黒の模様は成鳥に比べ不揃いになっています。
尾羽が見えれば先に黒褐色の帯びが見られます。

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第1回冬羽 谷津干潟

ズグロカモメの好物は小型のカニで、カニを捕らえては大きなはさみを器用に振り落としてパクリと飲み込んでいます。

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第1回冬羽 谷津干潟

カニを食べた後はのんびり水浴びをしたり干潟の真ん中で休んでいる姿を見かけます。
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