負傷カモメ 
カモメの観察をしていると痛々しく不幸にも負傷したカモメ達をよく見かけます。
原因は色々ありますが、圧倒的に多いのが置き去られた釣り糸を絡ませて片足を失った個体で、釣り糸が絡むと取る事が出来ず不幸にも足が腐って足の先を失っています。
特に若い個体はキラキラ光るルアーをつついて遊んでいる間に針が刺さって外れなくなった個体など様々です。
また、水揚げ時にはトラックに衝突する交通事故や電線に衝突する事故なども多く見かけます。
銚子漁港にも多くの釣り人が訪れますが、釣り糸や仕掛けは置き去りにせずに持って帰るのがマナーで、カモメ達が安心して過ごせる環境になって欲しいと願っています。
釣り糸や仕掛けが絡まった個体
ウミネコ 第2回冬羽

この個体は左足の水かきを失っています。
テグスが外れずに不幸にも片足になってしまった個体を毎回のように多く見かけます。

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ウミネコ 幼羽

こんなにかわいらしい顔をしてるのに嘴の周りに釣り針が絡まっています。

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ウミネコ 第1回冬羽 銚子黒生

テグスが絡んで堤防に宙づりになっていました。時々バタバタして、まだ助かりそうだったんで、絡んだテグスを切りましたが、口の中に釣り針を飲み込んでしまったようで、釣り針は取ってやれませんでした。心配ですが、生きぬけよと思いながら放鳥しました。

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オオセグロカモメ 第1回冬羽

テグスのようなものが嘴から足に絡み付いて痛々しい状況です。

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ルアーが絡まった個体
オオセグロカモメ 第1回冬羽

嘴にルアーの釣り針が刺さって痛々しい限りです。テグスは絡んでいないようですが外れてくれと思うことしか出来ませんでした。

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ウミネコ 第1回冬羽  

この日は連休で釣り人が多い日ですが、こんな悲惨な姿を目にしてしまいました。
釣り人がこの姿を見てどう感じるのでしょうか。

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オオセグロカモメ 第2回冬羽

魚と間違えて食いつくことは無いと思いますが、若い個体はキラキラしてしているルアーを遊び半分でつついてしまうんでしょうか。

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セグロカモメ 成鳥冬羽

漁網に絡まってバタバタしていました。状態を確認してみると、足にルアーの針がガッチリ刺さっており、そのルアーが漁網に絡まっていました。
ちょっと痛そうでしたが何とか足に刺さった釣り針を外し無事救出。
薬を付けてやれなかったのが気になりましたがなんとか飛ぶ事が出来ました。それにしても周りに釣り人が多くいましたが誰も助けてあげる様子がなかったのが残念に思えます。

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交通事故の個体
タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽に移行初期 

トラックに衝突したようで、折れた翼をぶら下げて路肩でうずくまっていました。
保護しようとすると大きな身体で暴れて一人では保護できなかったのは残念です。

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No.091121-50D-02987 拡大 No.091121-50D-02951 拡大
電線に衝突した個体
ミツユビカモメ 第1回冬羽

波崎新港の広場にてうずくまっている所を保護しました。
行徳野鳥観察舎内 野鳥病院に搬送し手当を行ってもらいました。
診断結果は、体重270グラム、右翼の骨折及び左目の打撲です。原因は多分港の電線に衝突してケガをしたのではないか?とのことです

原因不明の負傷個体
オオセグロカモメ 成鳥冬羽  

右足の負傷が痛々しい。
回復して欲しいと願うかぎりです。

この日は他にも油曝個体を数個体確認しました。何か近くで原因があったのかもしれません。

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ワシカモメ 第1回冬羽  第1回の個体はよく見ますが、この個体何かに襲われたんでしょうか尾羽がありません。
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負傷セグロカモメ 第3回冬羽  

15シーズンににも確認し骨折したセグロカモメが歩いていました。
前回の発見から既に半月が経っていますが食べ物はどうしているんだろう。

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No.150310-7D-35566
掲載した写真は負傷したカモメのごく一部ですが、このような不幸なカモメを少しでも減ってくれる事を願います。