ボナパルトカモメ Bonaparte's Gull は、ユリカモメに似た小型のカメメで、ユリカモメがユーラシア方面で広く分布してるのに対し、ボナパルトカモメは北アメリカに分布し、日本では極めてまれに迷鳥の記録があります。
特徴はユリカモメに似ていますが、ユリカモメに比べやや小さく、嘴は赤味のない黒、足は冴えたオレンジ味をし、特徴的なのが翼の裏側の黒色部が少なく、全体に白っぽく見えました。
写真は北米アラスカ州キーナイ川周辺で06年
7月4〜6日に撮影しています。
ボナパルトカモメ 成鳥夏羽

ユリカモメに似ていますが、全体的にやや小さく、頭部と嘴は褐色味がない綺麗な黒色をしており、オレンジ色の足が凄く綺麗でした。

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ボナパルトカモメの特徴は、翼の表側はユリカモメと似ていますが、裏側が全く異なり白くなっています。
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参考資料:ユリカモメの翼の裏面

ユリカモメの翼の裏面は黒味が多く、嘴も赤味があります。

02.3.9 銚子港 No.0378
ボナパルトカモメ 第1回夏羽

頭部は完全に黒くなくごま塩状で、嘴は既に真っ黒、足はまだピンク色で初列の色は褐色味でした。

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ボナパルトカモメ 成鳥夏羽 キーナイ川周辺
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ボナパルトカモメとコカモメ

アンカレッジ市内の公園にコカモメとボナパルトカモメが一緒に羽を休めていました。
小さくて頭部が黒いのがボナパルトカモメ成鳥、頭部が白っぽく見えるのが第1回夏羽になります。

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