セグロカモメのページ
境川に訪れるセグロカモメの姿を集めてみました。

冬場になると境川の中流域にもセグロカモメがやって来ます。境川ではセグロカモメの大きく白い個体は非常に目立つ存在で、単独行動で街灯の上で休んでいたり、河原で水浴びをしたりして過ごしています。一度はヒゴイを捕らえて食べている姿を見る事があります。
セグロカモメはかなり前からここにやってきており、見かける時はいつも単独で見かけますので、毎年確認されているため同一個体の可能性もあり、飛来する個体の特徴を把握して、行動を観察したいと思います。
今シーズンに飛来した個体は、現在のところA・B・C・D・Eの5個体が確認出来、複数の個体がやって来ている事が確認できました。その後も随時追加しています。
一度飛来した個体は、3日〜10日ほど飛来してくる傾向があり、その間は毎日下流部から通ってきているように思えます。しかし食べ物が得られないせいか、長期的な滞在の傾向は見られ
ません。

個体A 成鳥冬羽

06.12.03頃にやってきました。
冬羽の茶斑が大変綺麗な個体です。
大きな特徴として右足の水かきが怪我のためか裂けた痕があります。

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06.12.08 No.30D-05961
06.12.08 No.30D-05957 拡大 06.12.08 No.30D-05975 拡大
個体A 成鳥冬羽

06年に続いて9年後の15年にも、右足の水かきの傷から同一個体と確認しました。
最低でも13回以上になります。

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No.151216-7D-42902
No.151216-7D-42966 拡大 No.151216-7D-42904 拡大 No.151216-7D-42987 拡大
個体B 成鳥冬羽  06.12.22に確認しました。
06.12.22 No.30D-07241 拡大 06.12.22 No.30D-07250 拡大
個体C 成鳥冬羽

07.01.02に確認しました。
この個体はABと異なり目の色が薄い、虹彩が明色のタイプです

同日A個体も確認されています。

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07.01.02 No.FZ-00561
個体D 成鳥冬羽

07.01.21に確認しました。
この個体は、嘴の赤斑は小さく赤斑の上に少し黒斑があるのがわかります。

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07.01.21 No.E79-05359
個体D 成鳥冬羽


この日はもう1個体上空を下って行きましたが撮影出来ませんでした。

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07.01.21 No.E79-05370
個体E 成鳥冬羽

07.02.04、07に確認しました。
この個体は、虹彩が明色で、嘴の赤斑は小さく赤斑の上に少し黒斑があるのがわかります。

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07.02.04 No.E79-06297
07.02.07 No.E79-06470 拡大 07.02.07 No.E79-06423 拡大
個体E? 成鳥冬羽 飛翔のみの確認ですがE個体に似ていました。
07.02.12 No.30D-08400 拡大 07.02.12 No.30D-08396 拡大
個体? 成鳥冬羽

12月10日に確認しました。

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06.12.10 No.30D-06036
個体? 成鳥冬羽

2月6日に確認しました。ほとんどの個体は川の上10〜20m程の高さを飛び下流に向かいますが、この個体は下流に戻るのではなく、しばらくはるか上空を旋回した後何処かへ飛び去りました。

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07.02.06 No.30D-07874
個体F 成鳥冬羽 07年始めての個体です。11/21に観察されています。
07.11.23 No.774-S80-10726 拡大 07.11.23 No.774-S80-10795 拡大
個体G 成鳥冬羽 07年始めての個体です。
07.12.31 No.30D-10837 拡大 07.12.31 No.30D-10838 拡大
個体H 成鳥冬羽 目の周りに斑が集中し、眼瞼がピンク色の個体。
08.01.20 No.774-S80-13422 拡大 08.01.20 No.774-S80-13445 拡大
個体I 成鳥冬羽

1月12日に確認しました。
眼瞼がピンク色味で08年の個体Hのようですが、目の周辺に違いが感じられ別個体かと思えます。

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09.01.12 No.774-W30-03824
撮影は中流域の淵野辺から町田にかけて限定的に行っています。