探 鳥 日
 2005年7月30日(土曜)
場 所  利根川河口周辺(波崎・銚子港)+飯岡漁港
天 候  曇り
主な鳥種  ウミネコ(幼鳥初認)、オオセグロカモメ
ま と め  ウミネコの幼鳥が銚子港一番乗りでやってきました。昨年は8月1日に確認していたので、ほぼ昨年と同じ時期に銚子港にやって来ました。確認できた個体数は銚子で1個体、飯岡漁港で2個体確認できました。
行動的には、第1回〜3回の20羽程の小群の中で一緒に行動していました。前回には確認出来ていないため、親離れして、繁殖地の東北地方方面から南下し、銚子の小群に合流したと想像しています。
ウミネコ
幼鳥
銚子港

体色が濃いめの茶色で背にはハッキリとしたウロコ模様が出ています。
拡大
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ
幼鳥
銚子港

上の写真と同一個体です。
銚子港一番乗り。
拡大
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ
幼鳥
飯岡漁港

飯岡漁港で見かけた個体、生まれてまだ数ヶ月しか経ってませんが、親離れして間もない時期と思えます。
どこかあどけなさを感じます。
拡大
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ 幼鳥 飯岡漁港

ウミネコは、繁殖地ではかなり縄張り意識が強く、密集した営巣場所に他の個体が近づくと容赦なく、威嚇や攻撃をするようです。たとえヒナに対しても攻撃を行い、ヒナ同士でも攻撃を行うと聞いています。左の写真は繁殖地で怪我をしたのでしょうか?右の写真は他の鳥が近づいて威嚇しています。
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ 幼鳥 飯岡漁港

親離れしたばかりの幼鳥といえ、自立するためには、しっかり餌を採らなければなりません。頭を海中に突っ込んで、港内に漂っている魚のくずを見つけて食べていました。
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ
第1回夏羽
銚子港

生まれて1年経つとこんな姿になってきます、ウロコ模様は目立たなくなりグレーの部分が徐々に増えてきます。
拡大
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ
第3回冬羽に移行中
銚子港

2年目になると、こんな感じです。この個体初列の先に白い斑が見えています。
拡大
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
ウミネコ
第3回冬羽に移行中
銚子港

上の写真と同一個体です。翼を広げてくれて、初列の白点の様子が確認できます。今日も白点の見えたのはこの個体だけでした。先週の個体と違い尾の黒帯は広く、先端の白い部分はありませんでした。
拡大
EF-600mmF4LIS+1D-MK2
探鳥記録 目次 前回の探鳥記録 次回の探鳥記録