ワシカモメ第3回の個体は、雨多いに褐色味が残り、嘴はまだ黄色くなっていません。頭部から胸にかけてのもやもやした茶斑が目立ちます。
第4回の個体は、成鳥に似ますが嘴の先の赤斑が少なく、黒斑が目立ちます。
第3回の個体
第3回冬羽

グレーの新羽が凄く目立っていますが、三列風切や尾に灰褐色が見られます。

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No.080113-774-S80-13000
ワシカモメ 第3回冬羽

ワシカモメの第3回は少なく見かける機会はあまりありませんが、飛翔時は全体が灰褐色に見えます。

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No.170206-7D-80519
No.080209-30D-12224 銚子 拡大 No.080209-30D-12204 銚子 拡大
第3回冬羽

この個体変わった顔つきをしています。
もともと大きな嘴のワシカモメですが、特に大きく感じてしまいます。

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No.080216-774-S80-14239
第3回冬羽   普段はあまり見かけないワシカモメの第3回が今回よく現れました。
No.170325-7D-97421 特大 拡大 No.170324-7D-96960 特大 拡大
第3回冬羽から夏羽に移行中

雨覆いや尾羽に褐色味が残り、嘴は黄色味で先端に黒斑があります。
足はワシカモメ特有の黒っぽいピンク色をしています。

05.3. 27 銚子港 No.1D-8999
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06.04.07 波崎新港 No.1D-28364
第3回冬羽   あまり見かけない第3回ですがシーズン後半はよく見かける気がします。
No.170407-7D-00177 特大 拡大 No.170407-7D-00169 特大 拡大
ワシカモメ+オオセグロカモメ
雑種3W?

この個体、普通のワシカモメと比べて初列の色が黒っぽく、また目の色(虹彩)が通常のワシカモメより白っぽくオオセグロカモメ的です。
疑問の残る個体です。

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06.02.18 銚子港 No.1D-23459
第3回冬羽雑種?

この個体、嘴のほとんどがまだ黒くなっています。頭部から胸にかけての茶斑が綺麗に出ていますが、初列風切が黒っぽく見えますので雑種の可能性があるかも知れません。

06.1.7 銚子港 No.20456
第4回の個体
第4回冬羽

この個体、嘴に小さな黒斑があり、第4回か成鳥に見えましたが、尾羽に薄い灰褐色斑が残っています。尾羽の斑が残るのは第3回までだと思っていました。

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No.081206-774-P60-01141
No.081206-774-P60-01265 拡大 No.081206-774-P60-01269 拡大
第4回冬羽

一見成鳥のように見えますが、嘴の先の赤斑が小さく、黒斑が目立ちます。

この個体は、嘴が大きな綺麗な雄個体です。

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07.01.08 銚子港 No.FZ-00661
No.080113-30D-11457 銚子 拡大 No.080113-30D-11758 銚子 拡大
第4回夏羽?

この個体は、嘴は黄色く小さな赤斑もあり第4回のように見えますが、雨覆いや初列にやや褐色味が残っているように見えます。第3回か疑問の残る個体です。

下の写真も同様のタイプです。

拡大 06.02.18 銚子港 No.1D-23200
第4回の個体は、一見成鳥のように見えますが、嘴の先の赤斑が小さく、黒斑が目立ちます。

一部の成鳥でも嘴の先に小さな黒斑が残る個体が見られるようなので判断が難しい場合があります。

04.2.28 銚子港 No.3723
夏羽に移行中

この個体は、まだ頭に茶斑が薄くなってきています。
05.3. 3 銚子港 No.1D-7625
05.3.27 銚子港 No.1D-9300 05.3.27 銚子港 No.1D-9053
第4回夏羽に移行中

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No.080329-30D-13501
下の2枚の写真の個体は、雨覆いや尾羽に褐色味はなく、嘴に黒斑が赤斑と同等に残っています。第4回か成鳥と判断するか悩ましい個体です。
06.03.05 銚子港 No.1D-24578 拡大 06.03.05 銚子港 No.1D-24682 拡大
ワシカモメ 第4回冬羽?

雨覆や初列風切がかなり磨耗して不思議な感じの個体です。

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特大 1600×1100
No.170422-7D-02501
ワシカモメの特徴 第1回冬羽から夏羽
第2回冬羽から夏羽 成鳥冬羽から夏羽